松隈甫庵・竹内新八・鮎沢周禎・吉益南涯
◆27日、野中家史料を整理していたら、佐賀藩医松隈甫庵の筆写した『方函』(医療の処方集を記したもの)の冒頭に、次のような記述を見つけた。「方函 信州竹内氏之所蔵也。門人鮎沢氏は同郷人也。寓居于江都数十年、于茲名声頗藉也、予偶其門游而得之、抜出衆方中最適用之方也」とある。以下...
烏犀圓と『重刻太平和剤局方』、日本薬局方
◆26日から三日間、野中家史料調査と目録づくり。仮番号をつけたカードと箱の中の史料を見比べて、分類をしていく地味な作業。ときどきさまざまな史料に出会う。昨日は『重刻太平和剤局方』(正保4年・1647)が見つかった。◆写真は、『重刻太平和剤局方』のなかの烏犀圓の成分を紹介した...
若山健海の種痘資料
本日は片道5時間かけて宮崎県日向市の若山牧水の生家(写真)と牧水記念文学館にでかけて、夜9時ごろ帰ってきました。若山牧水は、「幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく」や「白鳥はかなしからずや空の青、海のあをにも染まずただよふ」などの歌を詠んだ歌人です。◆信州の...